遥か彼方へ

心の中には道が、瞳の中には地平線。 走ろうじゃないか もっと遠くまで

行きかう年は旅人なり いずれの年よりか、片雲の風に誘われ漂泊の思いやまず 我、前だけを見据え最期まで走らむ

シロヤシオを見に ~ 釈迦ケ岳(高原山)下り編

6月5日(木)

 

釈迦ケ岳頂上 到着 1795m 13:16

出発してから7時間近く経っていた。

 

「よーまた来たな」 と大黒さんみたいな人が。

 

 

自分の名を付けた山なのに、後からの大黒さんに座を奪われたかっこになった、この方は

黙して語らず。

 

正面

 

ワイド画面で

 

時間はもう1時を過ぎたが昼食にしよう。

 

下界を眺めながら

 

 

おにぎりセットで

やはりコメがぽろぽろとこぼれた。

先に頂上に来ていた3人グループは、写真を撮ったあとはそそくさと下りていった。

ボクは頂上で1時間ほど休憩していた。

ベンチなので座ったまま、脚の筋肉をもんだりして。

 

じゃあ、オシャカさん、大黒さん、ボクは下りるよ。14:12

 

急登坂は注意深く下りていく。駐車場へはCTで2時間半だから5時ごろに到着かな。ボカア、なんならクルマで寝てしまえばいいから、とにかくクルマまで無事戻ればいい。

 

白樺かダケカンバかの気持ちのいい樹林帯。

 

 

シロヤシオも余裕を持って眺めて

 

鞍部まで下りてきて

まもなくの分岐点を過ぎたら、あの山を登り返す。

二こぶのうち、左が矢板市最高地点で、右が八海山神社のはずだ。

 

 

剣ヶ峰の分岐点に戻ってきた。16:13

ここまでの下りで30分ほどビハインド。もう10時間近く経っているよ(笑)。

ここから大間々台への駐車場へは1時間だから、5時半ごろに帰着か。

今のこの時間帯にここらへんを歩いている登山者には、最後まで出会わなかった。時間帯が遅いもんな(笑)。

 

この分岐点から登り返し。

ここで、いつも太ももが攣るのだ。もう疲れているので、岩の上に足をエイヤと引き上げる際に太ももが攣るパターンだ。わかっているので、今回は全部小股で進んだ。

 

シロヤシオを見ながらも、このあとは坂で要注意。

 

 

矢板市最高地点の標識 1590m 16:50

 

 

もう一つのピーク地点が見えてきた。

ここまでくれば、あとはずっと緩い下りだ ♪ 。

 

八海山神社に 16:50

神社と言っても、小さい祠があるだけだが。

 

ここからは、「見晴らしコース」。

見晴らしのいい稜線を下る。

 

振り返れば、釈迦ケ岳が。

 

ここからは、がれきに足を取られないように着実に下りていくだけ。

 

八海山神社の鳥居が出てきた。

ここからは大間々台の駐車場への未舗装の長い「参道」を歩いていく。もう大丈夫(笑)。

 

駐車場に戻ってきた。

クルマ2台が停車していたが、今晩の前夜泊組のようだ。

 

 

 

Harmonyちゃん、戻ったよ。17:57

あはは、11時間半かけてのご帰還だよ。

ほんとは、このままここでもう一泊したかったが、いかんせんスマホ電波が届かない。

家内が心配してまた警察に通報しようとするといけないので、電波の届く「山の駅」に行こう。

 

外気温は16度C.

 

 

すぐに山の駅に到着。無事下山したLINEを入れる。

30分から1時間かけて下って日帰り温泉・道の駅泊するには、もう6時過ぎで運転ミスしやすく止めよう。ここで車中泊だ。

お湯を沸かして、体はタオル清浄すれば良し。

 

夕食はもう疲れているので

簡単で、好きなモノがいい、ということで

ごっつ盛りだ。

うまいなあ、シアワセ・・(笑)

 

 

家から持ってきたスイカも切って、かぶりついた。

あとは、歯を磨いて寝るだけだ。

 

 

活動データ

今回のペースはCT比50~70%で「ゆっくり」

ほぼ全コースで100%以下で登っている。大きな理由は①花見時間②体力③慎重歩行。

とにかく「きつい」コースなので、安全にゆっくり登ろうと心掛けた。その結果、脚の攣り、スリップ転倒は無かった。右足の膝横の腱が痛くなったが、これは30代の時からゴルフで駆け回ると生じる一時的症状。膝そのものに痛みは生じなかった。腰痛等も無し。時間的余裕があれば、ゆっくり回ればいいのでは。

「ゆっくり行くものは遠くまで行く」 イタリアのことわざ

 

3D画像

ま、とにかく変化のあるコースですわ。

 

翌日は、山の駅から東北道で直帰。

昼12時に無事帰宅した。

 

2泊3日 山旅:総走行距離 342km